ボクシングWBA 日本人チャンピオン

WBAはWorld Boxing Associationの略称で、プロボクシングに大きな影響を持つ団体です。世界王座の認定を行う団体としても機能しており、パナマのパナマシティを拠点に活動を行っています。設立は1921年となっており、設立当時はアメリカを拠点としていました。WBC、IBF、WBOといった各団体の基礎ともなった団体であり、その権威は現代でも健在です。

WBAといえば世界王者を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。重量級が多い印象も強い世界王座ですが、実は日本人にもチャンピオンは存在しています。現在はタレントとして活躍し、テレビで見かけることも多い具志堅用高氏は、ライトフライ級のチャンピオンであり、スーパー王座としても認定を受ける一人となっています。このスーパー王座はミニマム級からヘビー級までそれぞれの階級ごとに一人ずつ選出されるもので、日本人のライトフライ級チャンピオン選出は快挙とも言うべきものでしょう。

昨今でも女子部門も設立されたWBAは設立時から現在までボクシングを支え続けています。ボクサーである以上、世界チャンピオンの王座は栄光であり、一度はチャレンジしてみたい夢でもあります。

顔への一撃

WBC 日本人のボクシングチャンピオン

スポーツと一口に言っても、速さを競ったり、美しさを競ったりと色々な方向性のものがありますが、見ている人たちの心を特に熱くさせるものと言えば、強さを競う格闘技をイメージする人が多いかも知れません。そんな格闘技にもいくつもの競技がありますが、これまでに何人もの日本人が王座を獲得してきたことから、特に高い人気を誇っているのがボクシングです。

ボクシング界では世界中にいくつもの団体が作られていて、その中でも代表的なところの一つがWBCです。この団体には日本人のボクシングチャンピオンも多いので、その名前を耳にしたことがあるという人も大勢いるでしょう。WBCとは、World Boxing Councilを略したもので、日本語では世界ボクシング評議会と呼ばれています。

この団体が誕生したのは1963年のことで、その当時は評議会というネーミングの通り、いくつもの団体が討議する機関としてスタートしたのですが、後に独立した団体としてランキングを作成するようになりました。現在では世界に主なボクシング団体が四つある中でも、加盟国の数が最も多くなっていて、人気も知名度も高く、そして権威のある団体となっています。その歴史の中では、世界タイトル戦において、それまでの15ラウンドからから12ラウンドへと短縮したり、女子選手の王座を認定するなど、業界に大きな影響を与える画期的な変革をなしてきています。