ボクシングのバンタム級 日本人も健闘
ボクシングでは、ヘビー級やクルーザー級などの重い階級では、体の大きな欧米人の方が有利なことが多く、世界的に有名な団体で、チャンピオンになった日本人はいません。しかし、軽い階級であれば体の小さなアジア人にも不利ではなく、日本人のボクシングも多数が輩出されています。バンタム級もその1つです。
バンタム級は、スーパーバンダム級とスーパーフライ級の間に位置し、プロでは、体重が52.163キログラムから53.524キログラムの間の階級のことを指しています。バンタム級の体重では、西洋では小柄な体格になり、ボクサーのこの階級での参加者は少なくなります。このような軽量級では、アジア人が多く活躍しています。これまでにチャンピオンになったボクサーの国籍は、日本、フィリピン、韓国、タイなどアジアも西洋と匹敵する成績を残しています。
ボクシングの人気は衰えることを知らず、道場への入門生も多い状態で推移しています。軽量級での日本人の活躍は目覚ましいですが、重量級でも世界ランキングの上位に入ったり、マイナーな団体でチャンピオンになったりしています。国内の選手が、世界ヘビー級チャンピオンになることは、決して不可能ではありません。